農水省、ゲノム編集食品の事前相談を開始
農林水産省は9日、ゲノム編集食品の開発者を対象とする事前相談受付を開始した。農林水産分野について、生物多様性への影響の観点から、開発者に情報提供を求める際の具体的な手続きを定め、事前に内容を確認した上で受け付ける。
開発者は同省消費・安全局農産安全管理課へ定められた情報を提供し、事前に相談する。提供する情報は、ゲノム編集食品の名称と概要、用途、使用施設の概要、改変した生物の分類学上の種、改変に利用したゲノム編集の方法など。
提供された情報については、同省が学識経験者に照会し、適切であるかどうかを確認する。