資生堂、皮膚解析技術「デジタル3Dスキン」を開発
(株)資生堂(東京都中央区、魚谷雅彦社長)は27日、国際医療福祉大学や自治医科大学などとの共同研究により、皮膚をコンピューター上で再現・解析する「デジタル3Dスキン」技術を開発したと発表した。
同技術は、電子顕微鏡で観察した皮膚をコンピューター上で超微細構造まで再現して解析するというもの。皮膚内部を3次元で自在に解析することが可能になったことで、皮膚の構造の分離、特定の構造の単離、周囲の構造との関係性の解析など、皮膚内部を統合的に理解するためのさまざまなアプローチが可能になったと説明している。