資生堂、ストレスで発生する匂いの成分を特定
(株)資生堂(東京都港区、魚谷雅彦グループCEO)は2日、緊張によるストレスで、皮膚から独特の匂いが発生することを見出し、その成分を特定したと発表した。
研究では、初対面のインタビュアーの質問に20分間回答し続ける「インタビューストレス試験」を実施。試験を受けた人から発生した皮膚ガスを採種し、臭気判定士が確認した結果、特有の匂いがすることを確認した。この匂いの原因物質を分析した結果、主要成分がジメチルトリスルフィドとアリルメルカプタンであることを見出したと報告している。