資本業務提携契約を締結 ロート製薬とユーグレナ
ロート製薬㈱(大阪府大阪市、杉本雅史社長)と、㈱ユーグレナ(東京都港区、出雲充社長)が資本業務提携契約を締結した。「持続可能な社会」の実現に向けた協業の推進が目的だという。両社が19日発表した。
業務提携の範囲については、ヘルスケア関連商品の企画・販売連携、藻類を活用した化粧品原料や健康食品の開発、八重山地域・アジアにおける協業の検討など、「さまざまな提携」を進めていくとしている。ロート製薬の杉本社長は、「(ユーグレナ社による)バイオ燃料への取り組みにも共感し、日本の環境事業をリードする会社との連携を進めていきたい」などとするコメントを出した。
ユーグレナ社、丸井グループとも資本業務提携
なお、ユーグレナ社は同日、㈱丸井グループ(東京都中野区、青井浩社長)との間で資本業務提携契約を締結したことも発表した。「サステナブルな社会」の実現に向けた共創推進が目的という。今後の取り組みについては、ユーグレナ社によるバイオ燃料の供給、共同でのEコーマースの運営──などの実施を挙げている。