大阪府は19日、市内のラブホテルで販売されていた商品から医薬品成分を検出したと発表した。無承認無許可医薬品の商品名は『Royal Honey VIP』（液体）で、6月25日、8月2日、東京都内の薬局や宿泊施設で販売されていた商品と同じ名称。今回は、同府の買上調査で発覚した。

　（地独）大阪健康安全基盤研究所で検査したところ、医薬品成分「タダラフィル」、「クロロプレタダラフィル」を検出した。

　同品は、医薬品医療機器等法第55条第2項「無承認医薬品の販売・授与等の禁止」に抵触することから、大阪府は大阪市に通報し、販売中止などの指導を命じた。また、宿泊施設の名称も明らかにし、厚生労働省や関係団体に情報提供を行うなど注意喚起を促している。

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（冒頭の写真：発表資料より）