豪州、健康食品から医薬品成分のグリベンクラミドを検出
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は19日、オーストラリア保健省薬品・医薬品行政局(TGA)が医薬品成分を含む健康食品『Make Coarser Make Bigger』について、使用しないことなどを勧告したと発表した。
同製品を分析した結果、医薬品成分のジクロフェナク、グリベンクラミドなどが検出された。現在のところ、同製品との因果関係が疑われる健康被害の発生は不明としている。
グリベンクラミドは、医師の処方が必要な糖尿病治療薬。低血糖、無顆粒球症、溶血性貧血、肝炎などの重篤な副作用が知られている。