視覚とウェルビーイングとの関係を調査 ロート製薬、7割以上がリアルの場で「見る」ことの良さを実感
ロート製薬㈱(大阪市生野区、杉本雅史社長)はこのほど、10月10日の「目の愛護デー」に際し、全国の1,000人を対象に、新型コロナウイルス感染症流行前後での目に関する意識調査を行い、その結果を発表した。
同社は、「見える」を守り支えるだけでなく、その先にある幸せ、ウェルビーイングを支えていきたいという思いの下、110年以上にわたり、あらゆる活動を通して目の大切さを伝えてきた。
コロナ禍の行動規制で巣ごもり中心だった時期を経て、リアルの価値が再認識される今の状況において「見ること・見えること」の実態や、生活者の意識の変化を知るために、今回の調査実施に至った。
それによると、全体の7割以上がリアルの場で「見る」ことの良さを実感したと回答。リアルで見ることができて嬉しかったものとして、「国内旅行で見た風景」、「家族・親戚の顔」、「花火・花火大会」、「友人・知人の顔」が上位を占めたという。また、リアルの場で見ることができて嬉しかった体験の詳細から、「見る」ことと「心身の健康」のつながりが示唆されるとしている。また、全体の2人に1人が「目の悩みを抱えている」と回答した一方で、その内の半数は「対処はしていない」と回答したという。
同社では、アイケアのリーディングカンパニーとして、今後もさまざまな提案を通じて少しでも多くの人に、自分の目や大切な人の目について気づき、考え、行動するきっかけを提供するとしている。
「目の愛護デー」:中央盲人福祉協会によって制定された目の健康を守るための記念日