被害者13人がケフィア社元代表らを提訴
ヨーグルトなどのオーナー制度で資金調達し、総額1,000億円超の負債を抱えて破産した「ケフィア事業振興会」の債権者13人が、元代表の鏑木秀彌氏ら3人に対して、1億7,567万円の損害賠償を求めて27日、東京地裁に提訴した。
提訴したのは、2017年4月~18年5月の間に契約した50代~80代の男女13人。被告は鏑木秀彌氏と長男の武弥氏、長女の辻秀子氏の3人。
原告側の代理人は、「通常は説明会を開き、代表者が被害者へ経過を説明することで不合理な点が明らかになるが、現在まで行われず、その責任などが解明されていないため、代表らの責任追及を求めて訴訟した」と話している。