花粉など分解と標ぼうしマスクを販売、玉川衛材に課徴金
花粉や細菌などを分解すると標ぼうし、マスクを販売したとして、消費者庁は31日、玉川衛材(株)(東京都千代田区、玉川雅之代表)に対し、景品表示法違反による課徴金708万円を支払うように命じたと発表した。
消費者庁の調べによると、同社は16年4月1日~19年7月12日の期間、『フィッティ 吸着分解マスク スーパーフィット ふつう(大人向け)』を販売する際に、違法な表示を行っていた。
太陽光の下で光触媒効果により、マスク表面に付着した花粉や細菌、ウイルスを化学的に二酸化炭素と水に分解するとうたっていた。しかし、同社が提出した資料は合理的な根拠を示すものではないと判断された。
(写真:消費者庁の発表資料より)