1. HOME
  2. その他
  3. 花王、12月期第1四半期決算短信発表

花王、12月期第1四半期決算短信発表

花王㈱(東京都中央区、長谷部佳宏社長)はこのほど、2021年12月期第1四半期(21年1月1日~3月31日)決算を発表した。
 売上高は対前期比5.1%減の3,205億5,800万円、営業利益は同21.2%減の309億3,700万円だった。

 新型コロナウイルス感染症拡大により、前年同期に発生した衛生関連製品を中心とした需要拡大の反動を受け、前年を下回った。

 セグメント別では、ライフケア事業が、売上高は同3.0%増の118億円、営業利益は同4億円増の8億円だった。業務用衛生製品は、日本では感染症拡大が継続し、衛生管理や感染症対策が特に必要な医療関連施設や飲食店などで、手指消毒液などの需要が高まり売り上げが伸長した。米国では対象業界の回復もあり、売り上げは前年同期を上回った。
 健康飲料は、特定保健用食品『ヘルシア』が、緊急事態宣言が延長したことなどで市場が伸び悩み、売り上げは前年同期に比べて減少した。

 化粧品事業は売上高は同13.7%減の510億円、営業利益は同31億円減で30億円の損失となった。日本ではインバウンド需要が消滅し、さらに緊急事態宣言の延長などの影響で、市場の回復が遅れ、売り上げは大きく減少。欧州では、ロックダウンにともなう店舗閉鎖の影響を受けた。一方、アジアでは、中国で『フリープラス』、『キュレル』が引き続き好調に推移し、売り上げは大きく伸長した。

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ