花王㈱（東京都中央区、長谷部佳宏社長）はきょう（6日）、㈱カインズ（埼玉県本庄市、高家正行社長と協働して、製品の梱包材として繰り返し使用可能な折りたたみコンテナを、都内のカインズ1店舗にテスト導入すると発表した。

　同時に、両社協働で、折りたたみコンテナの活用による環境負荷低減と作業効率向上に向けた効果検証を実施。そこで得られた知見を生かして、折りたたみコンテナの導入店舗拡大を図ると同時に、業界全体の取り組みへと発展させることを目指す。

　花王グループでは、これまでの企業活動の中で培ってきた「よきモノづくり」の思想を「ESG視点でのよきモノづくり」へと高め、環境や社会に配慮した取り組みを強化している。またカインズは、2021年10月に「くみまち構想」を策定し、50年までにカインズのサプライチェーン全体のカーボンゼロを達成すると同時に、カインズのある「まち」のカーボンゼロ達成にも貢献していくことを目指している。