花王、人々を蚊から守る研究を推進 『ビオレガード モスブロックセラム』が「日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞」を受賞
花王㈱(東京都中央区、長谷部佳宏社長)はこのほど、昨年6月にタイで販売を開始した『Bioré GUARD Mos Block Serum(ビオレガード モスブロックセラム)』が、「2022年日経優秀製品・サービス賞最優秀賞」を受賞したと発表した。
「日経優秀製品・サービス賞」は、日本経済新聞社が毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、今回で41回目を迎える。ノミネートは公募によらず、日本経済新聞社が独自に候補となる製品・サービスを選定する。2022年は、197点の候補から最優秀賞20点など、計34点が選定された。
花王は、人々の暮らしを蚊から守る独自の研究を進めてきた。そして、肌の表面を蚊が嫌がる状態にすることで、蚊を肌に止まらせず、刺されなくする技術を開発。化粧品などに使用されるシリコーンオイルによる効果で、従来の忌避剤(揮発性有効成分DEETやイカリジンなど)とは全く異なる作用機序をもつ新たな技術だという。同品は、この技術を応用した商品で、強いにおいやべたつきがなく、ボディローションのように心地よく安心して使うことができる。
また、商品発売と合わせて、蚊から未来のいのちを守る「GUARD OUR FUTUREプロジェクト」を発足。タイ保健省や地域コミュニティ、大学などと手を組み、さまざまな取り組みを進めている。同社では、企業パーパス「豊かな共生世界の実現」のもと、『ビオレガード モスブロックセラム』の発売を通じて、人々のくらし、未来のいのちを守る活動を続けていくとしている。
(冒頭の写真:同社リリースより)