花王、京都大学と紙おむつのリサイクル目指す
花王㈱(長谷部佳宏社長)と(大)京都大学(湊長博総長)はこのほど、使用済み紙おむつの炭素化リサイクルシステムの確立に向け、愛媛県西条市の協力を受け、実証実験を開始したと発表した。西条市には、サニタリー製品を供給する花王サニタリープロダクツ愛媛㈱がある。
実証実験を通して、使用済み紙おむつを炭素素材へ変換し、CO2排出量削減による環境負荷低減に貢献する。2025年の導入を目指している。
同リサイクルシステムを確立することで、使用済み紙おむつリサイクルが抱える課題を解決し、紙おむつを炭素化した素材を産業利用し、リサイクルとCO2削減、プラスチックごみ問題を解決し、SDGs達成に向てけ貢献していくという。