興和、母子手帳アプリを展開 グループ会社ウェリアが自治体向けに開発
興和㈱(愛知県名古屋市)のグループ会社であるWellier(ウェリア)㈱(東京都千代田区)は、このほど、自治体向けに新たに開発した電子母子手帳サービス「母子手帳アプリ ウェリア」の提供を開始した。
Wellierは「生活者個々のWell-beingを実現すること」をビジョンに掲げ、1人ひとりの生き方に寄り添い、心身の健康を増進するためのさまざまなサービスを提供している。
自治体連携母子手帳アプリおよび健康増進アプリの開発、次世代薬局プロジェクト、健康経営推進プロジェクトに取り組む中で、母子手帳アプリを自治体に無償提供することを通じ、妊産婦や子どもの健康管理など、子育て世代への継続的なサポートを行っていく。
「母子手帳アプリ ウェリア」は、母子健康手帳の健診データや子どもの発達のチェック、予防接種の予約や実施日のカレンダーなどを登録できるスマホアプリ。子育て世代のユーザーは、全てのアプリ機能を無料で利用できる。アプリでいつでも我が子の成長を記録・閲覧・共有することができる。データとしてバックアップができるため、冊子タイプの母子健康手帳を紛失してしまった場合でも安心だ。
自治体に開発費(初期費用)、運用費(月額費用)の負担は発生しない。さらに、ユーザーが登録した郵便番号をもとに、自治体ごとに最適な情報配信、名称・テーマカラーの変更などのカスタマイズが可能となる。
「母子手帳アプリ ウェリア」は、23年3月から配信を開始した吹田市民向けサービス「親子健康応援アプリ“すいろぐ”」 でのノウハウを活かして開発した。自治体や妊産婦、子育て世代のユーザーに、利用料の負担なく母子手帳アプリを利用できるようにサービス設計している。
冒頭の写真:アプリ画面のイメージ
※以下のアプリストアから無料ダウンロードが可能