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第73回日本栄養・食糧学会大会、17~19日静岡で開催

 (公社)日本栄養・食糧学会は17~19日、第73回日本栄養・食糧学会大会を静岡市清水文化会館マリナート(静岡市清水区)、静岡県立大学(静岡市駿河区)で開催する。特別講演「超高齢社会に資する食品機能」をはじめ、教育講演6題、シンポジウム20題、一般演題524題などを予定している。

 教育講演「フレイルと介護予防の視点から見た栄養の重要性と課題」や「抜本的なポピュレーションアプローチとしての『健康な食事・食環境』の推進」、シンポジウム「スポーツ栄養と食育・サプリメント」、「日本人の食事摂取基準(2020年版)と今後の展望」、市民公開シンポジウム「機能性食品と栄養学の将来を考える」などを行う。また、ランチョンセミナーでは「ホールグレインフーズの機能性研究の最前線」、「コーヒーと腎臓の健康」などを予定している。

【主な一般演題】

・「食物繊維による腸内細菌の活性化に対する副交感神経遮断の作用」(早大先進理工学部の中山由紀氏ら)

・「低炭水化物高脂質食による血管障害後血管リモデリングへの影響の検討」(東大院循環器内科の柳沢遥香氏ら)

・「糖質制限食によるマウスの寿命や腸内細菌叢の変化」(東北大院農の都築毅氏ら)

・「脂質異常性モデルマウスの第2番染色体に存在する原因遺伝子の探索」(名大院生命農・動物科学の小林美里氏ら)

・「運動持久力に対する筋特異的分岐鎖アミノ酸(BCAA)分解亢進の影響:筋グリコーゲン代謝とBCAA」(名大院生命農・栄養生化の山田みのり氏ら)

・「プロピオニンのスポーツサプリメントとしての可能性」(川崎医福大学院医療技術・健科の山口大貴氏ら)

・「摂食タイミングの乱れは骨格筋を委縮させる」(産総研バイオメディカル・生物時計の安倍知紀氏ら)

・「ヨーグルトの習慣的摂取が糖尿病感受性遺伝子SNPsを持つ健常若年者の糖代謝に及ぼす影響」(神奈川県立保健福祉大の倉貫早智氏ら)

・「老化による腸内細菌叢の変化と腸管内CCL25およびCCL28発現量との関連の解析」(静大院農学の五十嵐亮太氏ら)

・「魚油の抗肥満作用メカニズムの解明」(日大院生資料・応生科の奥江紗知子氏ら)

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