第12回ヘルシーDo認定製品、11月末まで受付~北海道
北海道経済部食関連産業室は11月末までの期間、「ヘルシーDo(北海道食品機能性表示制度)」の12回目の申請を受け付けている。19年3月上旬の認定を目指す。
同制度は、北海道が2013年に発足させた「自治体版の機能性表示制度」として普及。商品について科学的な研究が行われたことを北海道が認定している。
9月7日にフジッコ(株)の『カスピ海ヨーグルト脂肪ゼロ400g』など7品目が認定され、認定商品は合計106品目となった。17年までの5年間の売上も121億7,000万円に上り、100億超えを達成した。
もともとは「北海道産素材の付加価値化を目指して始まった制度」(食関連産業室)とし、多くの商品を市場へ送り出すことを目指してきた。発足当初は道内企業が製造した商品に限定して認定していたが、制度を普及させるために15年4月、自社工場や子会社が道内にある道外企業、または道内企業にOEM委託できる道外企業にも門戸を開いた。
食関連産業室の臼杵誠主査は、「総合点を付けるなら70点」と評価。「ブレイクを目指してスター商品を作っていきたい。そのためには道外の企業と一緒になって知恵を絞る必要がある」と話している。
(画像:ロゴマーク)
【田代 宏】