福岡県、健康食品『ARVO COFFEE』から医薬品成分を検出
<効能効果をうたった健康食品は購入しないように注意喚起>
福岡県は28日、健康食品の買上検査を実施した結果、健康食品2品から医薬品成分を検出したと発表した。購入者に対して服用の中止を呼び掛けるとともに、効能効果をうたった健康食品は購入しないように注意喚起している。
医薬品成分のノルカルボデナフィルが検出されたのは、『ARVO COFFEE』(12g、販売者:ARVO(愛知県名古屋市)、輸入者:(株)アウトバーン)と、『天然薬(薬は旧字体)草精力コーヒー』(20g、販売者:barbero_10_17、愛知県豊橋市、製造者:Ambiak Enterprise Sdn,Bhd.(MADE IN MALASIA))。
ノルカルボデナフィルは、医薬品として承認されているシルデナフィルと類似の化学構造を持つ物質。シルデナフィルの副作用として、血管拡張・頭痛・動悸などが報告されている。
(写真:『ARVO COFFEE』、福岡県のホームページより)