神奈川県が27日発表した「2019年度の消費生活相談概要」によると、19年度中に消費者から寄せられた総相談件数は前年比10.4％減の7万3,877件となった。

　健康食品や化粧品などの定期購入に関する苦情相談は3,971件で、前年度（1,848件）の約2倍に急増。年代別で見ると、20歳未満が前年度（122件）の4倍（488件）になるなど、全ての年代で増加した。

　県では、購入する前に「定期購入になっていないか」、「定期購入になった時の購入価格はいくらか」、「定期購入期間内の解約はできるのか。どういった方法で解約したらよいか」を確認し、画面の保存や印刷することなどをアドバイスしている。