矢野経済研究所、2019年度美白化粧品市場 2,610億円に微減
(株)矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長)は28日、2019年度の国内美白化粧品市場を調査した結果、メーカー出荷金額べースで前年比1.1%減の2,610億円になったと発表した。
調査結果によると、19年度は約10年ぶりとなる美白有効成分を配合した化粧品と乳液が投入されるなどの活発な動きが見られた。しかし、20年度に入り、新型コロナウイルス感染拡大によって国内需要とインバウンド需要が落ち込んだことから、市場は前年度を下回った。
20年度の市場については、同7.7%減の2,410億円と予測している。