睡眠時間が長いと死亡リスク高まる
(国研)国立がん研究センターの社会と健康研究センター予防研究グループは1日、コホート研究により、睡眠時間と死亡リスクの関連について調査した結果、10時間以上の睡眠時間のグループでは7時間のグループよりも、死亡リスクが高くなることがわかったと発表した。
1990年と93年に全国11カ所に在住していた40~69歳の男女約10万人を2014年まで追跡。対象者を睡眠時間が5時間以下、6時間、7時間、8時間、9時間、10時間以上のグループに分けて、死亡リスクとの関連について検討した。
その結果、睡眠時間が7時間のグループと比べて、10時間以上では死亡全体のリスクが男性で1.8倍、女性で1.7倍高くなった。