県民の半数が「未病」を認知~神奈川県の調査
神奈川県は25日、「2018年度県民ニーズ調査~県民が直面する重要課題や県民生活に関する課題についての意識調査」の結果を発表した。調査は今年10月、県内在住の18歳以上の3,000人を対象に郵送とインターネットで実施(有効回答数1,250件)。
調査の結果、未病の認知度について「聞いたことがある」人は52.3%で、「聞いたことがない(今回の調査で初めて聞いた)」の42.6%を上回った。
また、食品を安全に食べるために調理や食事前によく手を洗う、生肉はよく加熱するなどの必要な知識を持っているかどうかを聞いたところ、77%が持っていると回答。食育については、73%が「関心がある(どちらかといえば関心がある)」と回答した。
健康の維持・改善に向けた行動に役立つサービスとして求めているものを聞いた結果、「心身の状態に合わせて適切なアドバイスをしてくれるサービス」が54.2%で最も多く、次いで「心身の状態がわかる指標が示され、行動によってその指標が変化するサービス」が44.6%だった。