産業用ヘンプ「考える会」、参加者多数
日本ヘンプ協会が議員会館内で開催
先月活動を開始した(一社)日本ヘンプ協会(佐藤均理事長=昭和大学薬学部教授)は20日午後、「産業用ヘンプの有効活用と法的規制を考える会」を衆議院第一議員会館内で開催、少なくとも150人以上が集まったとみられる。
「勉強会」として開かれたもので、開会挨拶に立った理事長の佐藤氏は、「産業用ヘンプとマリファナは品種が全く違う」などと強調した上で、「今度どのようにCBD(カンナビジオール)を産業として適正に育成していくのか、皆さまで考えていただきたい」と訴えた。
他に、来賓として、元衆議院議員の河村建夫氏、同じく元衆院議員の原田義昭氏がそれぞれ挨拶した他、超党派議連「カンナビジオールの活用を考える議員連盟」の事務局長を務める松原仁・衆院議員も来賓挨拶を行った。
また特別講演として、駐日タイ王国特命大使が登壇。
この日の会に参加した、CBD製品の取扱い事業者によると、国内ではこれまでもCBDに関する協会など民間の団体が複数立ち上げられてきたといい、同事業者は、「CBDの普及を本当に目指すのであれば、(各団体が)1つにまとまるべきではないかと思う」と胸の内を語った。
(冒頭の画像:衆議院第一議員会館大会議で開かれた「考える会」の様子)