日本生活協同組合連合会（東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長）は22日、全国65主要地域生協の10月度の供給高の速報値を発表した。

　総供給高は、2,366億4,900万円（前年比100.4％）と5カ月ぶりの前年超えとなった。店舗も755億9,000万円（前年比101.9％）と7カ月ぶりの前年越え。宅配は1,556億1,900万円（前年比99.4％）と5カ月連続の前年割れだった。

　店舗は、物価高騰に伴う点単価上昇により、水産品を除くすべての部門で前年を上回った。9月下旬は値上げ前の駆け込み需要による伸長が見られた。前月度に比べて割れ幅は改善た。衣料品・住関品の伸長に加え、酒の値上げ前の駆け込み需要などにより客単価が上昇した。