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独禁法違反で飲料用缶メーカーに総額257億円の課徴金

飲料用アルミ缶・スチール缶の販売価格を維持する合意の下、見積価格に関する情報交換などを行っていたとして、公正取引委員会は26日、東洋製罐(株)やユニバーサル製缶(株)などに対し、独占禁止法に基づく排除命令措置と、総額257億2,356万円の課徴金納付命令を出した。

 違反事業者は特定アルミ缶がユニバーサル製缶(株)、東洋製罐(株)、東洋製罐グループホールディングス(株)、大和製罐(株)の4社。特定スチール缶が北海製罐(株)、東洋製罐(株)、東洋製罐グループホールディングス(株)、大和製罐(株)の4社。

 課徴金額を見ると、特定アルミ缶はユニバーサル製缶(株)が103億5,671万円、東洋製罐(株)が100億3,525万円。特定スチール缶は北海製罐(株)が33億5,276万円、東洋製罐(株)が19億7,884万円としている。

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