消費者庁長官、ゲノム編集食品の表示ルールを検討中
消費者庁の岡村和美長官は6日の定例記者会見で、ゲノム編集食品の流通開始に対応するため、表示ルールの検討に入ったことを明らかにした。
ゲノム編集食品について厚生労働省は3月末までに、食品衛生法上の取り扱い方針を決定する予定。それに合わせて、消費者庁では表示ルールを検討する。岡村長官は「表示に違反があった場合、内容物を確認することになるが、分析しても判定できないものについては明確な規制を行うことは難しい。さまざまな角度から検討している」と述べた。
また、検討の場などについても、今後詰める予定と説明した。