消費者庁は10日、41件に及ぶ機能性表示食品の届出情報（F559～599）を一挙に公表した。これで届出件数は3,550件となった。
　
　食品区分ではサプリメント27商品、その他の加工食品12商品、生鮮食品2商品。生鮮ジャンルでは、岐阜アグリフーズ㈱（岐阜県山県市）の『清流美どり　むね肉』、『奥美濃古地鶏』（共に機能性関与成分はイミダゾールジペプチド）は鶏肉としては、農事組合法人福栄組合（福岡県久留米市）の『はかた地どり（胸肉）』に次ぐ商品となった。

　㈱ヤクルト本社（東京都港区）は、『肝ファイン』に新規成分「紫サツマイモ由来アントシアニン」を配合、「健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素（AST、γ-GTP）値の低下に役立つ機能があることが報告されています」と表示。また、SBIアラプロモ㈱の『発芽玄米の底力』には、GABAに加えてγ-オリザノールが配合された。

　ほかには、機能性関与成分「エラグ酸」を配合した㈱健やか総本舗亀山堂（長崎県西彼杵郡）の『ワイルドマンゴーの力A』とライオン㈱の『ナイスリムサポート　エラグ酸のチカラ』、「イチョウ葉フラボノイド配糖体およびイチョウ葉テルペンラクトン」を配合したユニキス㈱（東京都中央区）の『イチョウ葉UQ（ユーキュー）80』、「ライチおよびチャ由来フラバノール単量体ならびに二量体」を配合した㈱エキワの『RENEW BODY（リニューボディ）』などが公表された。