消費者庁は27日、機能性表示食品の届出17件を公表した。届出件数は合計3,110件。今年度分の届出は159件となった。

　（株）小谷穀粉の粉末緑茶『緑茶のチカラ』は、エピガロカテキンガレートを機能性関与成分とする。食後血糖値の上昇が気になる人を対象としている。（株）木屋芳友園の粉末茶『日々、おだやか緑茶』は、難消化性デキストリンを含有。食後血糖値が気になる人、お腹の調子を整えたい人に適しているという。

　（株）ジャコラは粉末清涼飲料『クエン酸POWER』が公表された。機能性関与成分はクエン酸。日常生活や運動による疲労感を軽減することが報告されている旨を表示する。

　リタヘルス（株）のサプリメント『菊芋の極み』は、イヌリンを配合。食後血糖値が気になる人、お腹の調子が気になる人に向けて販売する。（株）ムーリントのサプリメント『REMORY』は、ホヤ由来プラズマローゲンを機能性関与成分とする。記憶力の衰えを感じる中高年をターゲット層としている。

　（有）ジェイエヌピー研究所の加工食品『ARGI　SUPER　CARE』は、L-アルギニンを配合。高めの空腹時血糖値が気になる人を対象としている。アピ（株）の加工食品『HMB　Active』は、HMBカルシウムが機能性関与成分。運動との併用で、自立した日常生活を送る上で必要な筋力の維持に役立つ機能が報告されている旨を表示する。

　日本薬品開発（株）のEPA・DHAを配合したサプリメント『マグマEPA＆DHA粒』は、中性脂肪値を下げる機能が報告されていると訴求。また、（株）東洋新薬のロダンテノンBを配合したサプリメント『マンゴスチンタブレットR』は、肌の潤いを保持する機能が報告されているという。

（つづく）

／（後）