消費者庁、機能性表示食品の届出10件を公表
消費者庁は15日、機能性表示食品の届出10件を公表した。公表済み届出件数は合計1,871件となった。
(株)美山は、ミヤビスLBを含む白菜キムチ『イチオシキムチゴールド』が公表された。ミヤビスLBを機能性関与成分とする届出の公表は初めて。安全性は既存情報による食経験の評価と、既存情報による安全性試験結果の評価で確認。機能性については、機能性関与成分の研究レビューによって評価した。
(株)ディーエイチシーは、イヌリンを含む準チョコレート2件と乾燥スープ1件の3件。『DHC イヌリン配合 アーモンドチョコ ビター』『――抹茶』は、腸内フローラを良好にし、お腹の調子を整えたい人が対象。『DHC 腸内サポート コーンポタージュ』も同様の訴求を行う。
(株)日本薬師堂のサプリメント『尿酸値対策』はアンセリンを機能性関与成分とし、対象は血清尿酸値が高めの人。三洋薬品HBC(株)のサプリメント『肌キサンチン』はアスタキサンチンを配合し、肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能が報告されている旨を表示する。
ハウスウェルネスフーズ(株)の清涼飲料水『クルクミン&ビサクロン ドリンクタイプ』は、クルクミンとビサクロンを配合。肝機能を評価する指標の酵素値が気になる人に向けて提案する。(株)伊藤園のGABAを含むトマトジュース『純国産理想のトマト』は、血圧が高めの人を対象としている。
オリヒロプランデュ(株)のサプリメント『ブルーベリーソフト粒ルテインプラス』は、ビルベリー由来アントシアニンとルテインを配合。パソコンなどのVDT作業による目の疲労感が気になる人に向けて訴求する。また、協和発酵バイオ(株)のコエンザイムQ10を配合したサプリメント『発酵コエンザイムQ10EX』は、日常生活で生じる疲労感を軽減する機能が報告されている旨を表示する。