消費者庁、機能性表示食品の届出撤回を公表
消費者庁は18日、機能性表示食品の届出撤回を公表した。これで届出撤回に至った商品は、全部で380件となった。
㈱DHC(東京都港区)は、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸を含む『ウエスト気になる』を撤回。同品は、エラグ酸を機能性関与成分とした商品『ウエスト気になるb』(届出番号:F309)で7月に再届出を済ませ、9月2日に公表されている。
サンエイ糖化㈱(愛知県知多市)は、マルトビオン酸を機能性関与成分とする『骨メンテゼリー』を撤回した。理由として、関与成分量の修正にともない7月に届出済みの『骨メンテゼリ― グレープフルーツ風味』(届出番号:F331)へ振り替えるためとしている。
日本水産㈱(東京都港区)は、EPA・DHAを機能性関与成分とするスープ『1食分の食物繊維 ごぼうの豆乳ポタージュ』を撤回。
日清ファルマ㈱(東京都千代田区)は、イチョウ葉フラボノイド配糖体・イチョウ葉テルペンラクトンを機能性関与成分とするサプリメント『メモリーフ』を撤回した。撤回理由は共に、販売予定がないためとしている。
また、㈱白寿生科学研究所(東京都渋谷区)は、低分子化ライチポリフェノールを機能性関与成分とするサプリメント『ササニンゴールド』を撤回した。8月に届け出た『ササニンゴールド8910』(届出番号:F377)に切り替えのために生産を終了したという。