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消費者庁、事故情報DB公表 【9月5日消費者庁発表】食品事故53件

 消費者庁は5日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
 登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故56件。そのうち食品に関連する事故が53件とほとんどを占めた。

 リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が16件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」8件、残留農薬や大腸菌群などの「成分規格不適合」5件、「カビの発生」が4件と続いた。
 食中毒による事故情報は11件だった(前回7件)。

 長崎県の保育施設では、手作りゼリー用容器に入った消毒用次亜塩素酸ナトリウムを、おやつと誤認した職員が乳児に与えるという食品関連の事故も発生した。当該施設の食事は外部搬入されており、受け入れの際の確認が不十分だったという。
 

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