消費者庁、事故情報DB公表 【6月1日消費者庁発表】幼児のアナフィラキシーショックも
消費者庁は1日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故86件。そのうち食品に関連する事故が56件だった。
リコール自主回収情報では、「アレルギー表示の誤表示・欠落」が最も多く16件、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が14件で続いた。食中毒による事故情報は8件(前回14件)だった。
今回は上記の他にも、保育施設でアレルギーのある幼児に他の幼児のおやつを与えたためにアナフィラキシーを発症し、救急搬送されたという事故情報もあった。
また、介護施設で職員が夕食の味噌汁を利用者の膝にこぼしたために大腿部に赤みが生じた、保育施設で食卓イスに座ろうとした幼児がバランスを崩してけがをしたなどの事案も報告されている。