消費者庁、事故情報DB公表 【5月18日消費者庁発表】指定成分等含有食品14件も
消費者庁は18日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故99件。そのうち食品に関連する事故が83件だった。
リコール自主回収情報では、「アレルギー表示の誤表示・欠落」が最も多く28件、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が14件で続いた。
今回、事故情報として「コレウス・フォルスコリー」、「ブラックコホシュ」、「プエラリア・ミリフィカ」などの指定成分等含有食品摂取後に発症したとされる健康被害情報14件が報告されている。
また、東京都で「保育施設のおやつに出された野菜ジュースのストロー、容器内にカビが混入」、福岡県で「花粉症に効くと称する健康茶を摂取したところ、倦怠感とめまいが生じ、受診」などの報告もあった。
食中毒による事故情報は10件(前回16件)だった。