消費者庁、事故情報DB公表 【3月9日発表】食品事故は85件
消費者庁は9日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故114件。そのうち食品に関連する事故が85件だった。
リコール自主回収情報では、「アレルギー表示の誤表示・欠落」が44件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」が18件で続いた。他に「日本語表示が欠落」(5件)、「加熱不足による異臭の発生」(3件)、「成分規格不適合」、「容器(ビン)が割れている可能性」、「麻痺性貝毒の自主規制地超過」などが2件だった。
食中毒による事故情報は8件だった(前回12件)。腸管出血性大腸菌O26を含む可能性があるとされる馬刺しも含まれている。