消費者庁、事故情報DB公表 【2月9日発表】食品事故52件の他、調理器具の不具合など3件も
消費者庁は9日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故55件。そのうち食品に関連する事故が52件だった。
リコール自主回収情報では、「アレルギー表示の誤表示・欠落」が23件と最も多く、「消費・賞味期限の欠落・誤表示」および「異物の混入またはその可能性」が5件ずつで続いた。異物の中には、金属片、ガラス片、毛髪様のもの、樹脂片などが確認された。食中毒による事故情報は12件だった(前回9件)。
また、上記以外でも「使用中のIH調理器や電気炊飯器から白煙や異臭が発生」、「作動中の電子レンジから発煙し、一部が溶融」など、食品に関係する事故が報告されている。