消費者庁、事故情報DB公表 【12月7日消費者庁発表】食品事故85件~カビ毒発生の報告も
消費者庁は12月7日、消費者安全法に基づく重大事故以外の消費者事故を事故情報データバンクに登録したと発表した。
登録したのは同法12条第2項により消費者庁に通知のあった消費者事故102件。そのうち食品に関連する事故が85件だった。。
リコール・自主回収情報では、「アレルギー表示の欠落」が21件で食品事故のトップ、続いて「カビ毒含有」、「カビ発生」などのカビをめぐる自主回収が17件と続いた。「消費・賞味期限の欠落・誤表示」は14件で3位だった。カビ毒については、全国農業協同組合連合会岩手県本部が販売した岩手県産小麦におけるDON(デオキシニバレノール)の基準値超過が影響しているようである。同会は、11月29日付でお詫びの告知を出している。農林水産省は事務連絡を発出し、関係団体に商品回収の協力要請を行っている。
今回、食中毒による事故情報は14件だった(前回5件)。