消費者庁、ウェブ誇大広告99社101商品に改善要請
消費者庁は27日、インターネットで販売する99事業者101商品の表示について、健康増進法第65条1項の規定に違反する恐れがあるとし、表示の改善要請を行ったと発表した。
監視期間は2021年1月~3月、ロボット型全文検索システムを用いて検索キーワードによる無作為検索の上、商品サイトを目視で確認した。検索ワードは、「ウイルス」、「花粉症」、「免疫力」、「コロナ太り」など。
対象となった事業者がショッピングモールに出店している場合には、出店するショッピングモール運営事業者にも表示の適正化について協力を要請したという。
改善を求めた101商品の内訳は、いわゆる健康食品(カプセル・錠剤・顆粒状等)51商品、加工食品(農水産加工品・畜産加工品・水産加工品)34商品、飲料(茶・コーヒー・ココア調製品・酒類等)14商品、生鮮食品2商品だった。