消費者庁は26日、「食品表示基準について」（平成27年3月30日消食表第139号）の一部を改正したと発表した。

　「食品添加物の指定及び使用基準改正に関する指針」（平成８年３月22日付け衛化第29号厚生省生活衛生局長通知）について、抗原性試験の方法を削除し、「添加物に関する食品健康影響評価指針」（令和３年９月食品安全委員会決定）に定められたアレルゲン性試験の方法に従うとの変更に基づき、特定原材料等の表示を省略するために必要な分析方法の参照先の変更などを見直した。

　また、人の健康を損なう恐れのない添加物として新たに「L-酒石酸カルシウム」が追加されたため、添加物1-1簡略名又は類別名一覧表に同添加物を追加した。

（文中の画像：消費者庁の発表資料より一部を転載）

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