消費者庁「消費者安全調査委員会」の委員改選があり、元（独）国民センター理事の宗林さおり・岐阜医療科学大学薬学部教授が10月1日付で就任した。

　同委員会は1日から第6期に入った。宗林氏の他に学習院大学法学部教授ら2人が委員に新任された。前委員長の中川丈久・神戸大学大学院法学研究科教授は委員に再任。新委員長は6日に選任される。

　消費者安全調査委員会は、消費者安全法の規定に基づき2012年10月1日設置された。消費生活における生命・身体にかかわる事故の原因究明のための調査を行い、被害の発生や拡大の防止を図ることが求められている。第6期委員の顔ぶれは以下のとおり。任期は2年。

〇小川武史・青山学院大学理工学部客員教授（再任）

〇河村真紀子・主婦連合会会長（再任）

〇小塚荘一郎・学習院大学法学部教授（新任）

〇宗林さおり・岐阜医療科学大学薬学部教授（新任）

〇中川丈久・神戸大学大学院法学研究科教授（再任）

〇東畠弘子・国際医療福祉大学大学院福祉支援工学分野（新任）

〇持丸正明・国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター研究センター長（再任）