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消費者委、疾病リスクトクホを答申 マルハニチロの心血管疾患リスク低減トクホ

 消費者委員会(鹿野菜穂子委員長)は2日、特定保健用食品(疾病リスク低減表示トクホ)として申請されたマルハニチロ㈱(東京都江東区)の『DHA入りリサーラソーセージω』について、許可する旨を答申した。

 「この食品はドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含みます。日頃の運動とDHA及びEPAを含む健康的な食事は、将来、心血管疾患になるリスクを低減する可能性があります」と表示できる。

 同品は今年2月14日、花王㈱(東京都中央区)やサントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区)の商品とともに消費者庁が消費者委員会に諮問していた疾病リスク低減表示トクホの1つ。3月3日に消費者委員会で審議を開始した。

 同委員会が諮問を受けたのは、前述したマルハニチロの商品の他、「茶カテキン」を関与成分とする花王の茶系飲料と「桑の葉由来イミノシュガー」を関与成分とするサントリー食品インターナショナルの茶系飲料。それぞれ、「メタボリックシンドロームの発症リスクの低減」、「2型糖尿病の発症リスクを低減する可能性」を保健用途とする。

 現在、トクホの関与成分として実績のない「桑の葉由来イミノシュガー」については、4月18日より食品安全委員会の新開発食品専門調査会で安全性が審議されている。

〇これまでの経緯
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