消費者の安全安心の確保は最重要課題 自見英子大臣、就任後初の会見
13日に発足した第2次岸田第2次改造内閣では、新たな内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全担当大臣)に自見英子(はなこ)参議院議員が就任することが決まった。
自見英子氏(47)は2016年7月の参議院議員選挙比例区で初当選、厚生労働大臣政務官、自由民主党女性局長などを経て2022年7月の参議院議員選挙で再選。第2次岸田改造内閣では、内閣府大臣政務官を務めた。
今回、内閣府特命担当大臣として地方創生、沖縄及び北方対策、アイヌ施策、消費者及び食品安全を担当する。また、国際博覧会担当大臣も務める。
14日の就任後初の会見では、消費者及び食品安全政策分野において、消費者の安全・安心の確保は言うまでもなく重要な課題だとして、消費者の自立と合わせて取り組むと話した。高齢化やデジタル化の中で消費者取引が複雑化・多様化し、消費者を取り巻く環境が変化していることから、これらの変化に対応するための消費者制度のパラダイムシフトを進める。また、適正な取引や表示、安全の確保に向けた厳正な法執行、地方の消費者行政の充実・強化、消費者教育の推進、来年度に厚生労働省から移管される食品衛生基準行政への対応、科学的知見に基づく食品の安全の確保などに取り組むと話した。
(冒頭の写真:会見する自見大臣)