海星、韓国産アサリで原産地表示違反 農水省が表示の是正を指示
農林水産省は9日、韓国産のアサリを熊本産と偽って表示していた㈱海星(山口県宇部市、村上徳宗社長)に対し、食品表示法に基づき「表示の是正」、「原因の究明・分析の徹底」、「再発防止対策の実施」を指示したと発表した。
海星は魚介類水産物の仕入・販売・輸入業者。農水省が3月29日~7月27日までの間、同社に立入検査を実施したところ、生鮮水産物あさりの原産地について事実と粉なる表示し行っていたことが分かった。同社は少なくとも、昨年9月1日~11月14日までの間に、表示の異なるアサリ31万720㎏を卸売り事業者に販売していた。
農水省は先月、熊本県産アサリの大規模表示偽装事件を受けて、点検調査を行っている。