池下産業、日本初の機能性天然魚『大トロいわしフィレ』新発売
池下産業㈱(北海道広尾町、池下藤一郎社長)は来月(6月)から、我が国で初めて機能性表示食品として消費者庁が公表した天然魚『大トロいわしフィレ』(届出番号:F512)を新発売する。生鮮魚として公表された商品としては日本水産㈱の『活〆黒瀬ぶりロイン200g』に次ぐ公表順位だが、同品は養殖魚。天然魚としては池下産業の『大トロいわしフィレ』が日本初。
池下産業は、漁師との信頼関係のもと、沖で魚の群れを見つけるところから始まり水揚げして港へ運ぶまでのすべての工程を船と買い手が一体となって行うことで、とれたての鮮度管理を実現した。
十勝港に設けられた工場で急速冷凍し、天然の味を一年中どこにでも新鮮なまま出荷することができる「プレミアム冷凍ブランド「REVO FISH(レボ・フィッシュ)」という画期的な生産体制を整えている。
100~200gの大ぶりの魚だけを厳選して急速冷凍するため、本来ごく限られた旬の時期にしか入手できない極上天然マイワシを必要な時期に、必要な数だけ供給することができる。
業務筋では注目され、「北海道生まれの和食処とんでん」はじめ飲食店、料亭などに卸し、プロの料理人さえ「冷凍とは思えない」と舌を巻くほどの鮮度で、北米やアジアへの輸出も実現しているという。