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江崎グリコ、100年史を一般公開 発刊した正史版と英語対応のガイド版をホームページに

 江崎グリコ㈱(大阪市西淀川区、江崎悦朗社長)はこのほど、社史「協同一致 Glicoグループ100年史」を一般公開した。2022年2月に創立100周年を迎え、100年あまりの歴史を総括した経営通史。23年12月に発刊した正史版の全ページ、日本語と英語によるガイド版を同社公式ホームページの特設サイト「協同一致 Glicoグループ100年史発刊記念サイト」に掲載した。

 パソコン、スマートフォン、タブレットで、誰でも閲覧することができる。Glicoグループの変遷だけでなく、パーパスとビジョン実現のため、事業モデルを進化、多様な人財を育成・登用し「協同一致」(全社をあげて相互信頼の上に立って、一丸となって協力する)で事業目的の達成を目指す「長期経営構想(2030)」など、グループの持続的な成長に向けた方向性を示している。

 正史版の本編は、時代に合わせて区分し、各時代の経営、製品、広告・販促、研究、生産、販売、人事・労政、海外等について、「節」を設けて記述。特集は「生活者に映るGlicoグループ商品のあゆみ」として、商品を年代別に100点の商品を写真で分かりやすく紹介。このほか、「価値創造への原点回帰」として、「長期経営構想(2030)」の策定、パーパス・ビジョン制定、社長交代、100周年記念式典の様子を説明している。

 「ガイド版」は、正史版の骨子となる「会社の歴史」「ブランド・事業の歩み」「海外事業の歩み」の3つの視点から時代を振り返ることができる。英語にも対応し、世界中のステークホルダーの閲覧が可能。

 同社では、パーパス(存在意義)「すこやかな毎日、ゆたかな人生」の実現に向け、国内外の社員がいつでも、どこでも読み返し、「協同一致」で日々の業務に生かすと同時に、ステークホルダーの理解促進につなげるとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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