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水素社会推進法案&CCS事業法案を閣議決定 カーボンニュートラル社会の実現目指す

 政府は13日、「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行のための低炭素水素等の供給及び利用の促進に関する法律案」(水素社会推進法案)および「二酸化炭素の貯留事業に関する法律案」(CCS事業法案)を閣議決定した。

 水素社会推進法において、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、低炭素水素などの供給・利用を促進するために、基本方針の策定、需給両面の計画認定制度の創設、計画認定を受けた事業者に対する支援措置や規制の特例措置を講じる。また、水素などを供給する事業者が取り組むべき判断基準の策定も行う。

 またCCS事業法では、脱炭素化が難しい分野におけるGX実現の課題について、化石燃料・原料の利用後の脱炭素化を進める手段としてCO2を回収して地下に貯留するCCS (Carbon dioxide Capture and Storage)の導入が不可欠とし、23年7月に閣議決定した「GX推進戦略」に基づき、CCS事業を開始するための事業環境を整備、さらに公共の安全を維持し海洋環境の保全を図りつつ、事業環境を整備するために必要な貯留事業などの許可制度を整備する。

法案等はこちら(経済産業省HPより)

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