機能性表示食品12件公表
消費者庁は19日、機能性表示食品の届出情報12件(届出番号:G693~704)を公表した。届出件数は今年に入り1,112件、累計4,722件(撤回含む、同名a・bなどの製品含む)となった。食品区分別では、サプリメント形状とその他の加工食品が各6件だった。
マルサンアイ㈱(愛知県岡崎市)は、新規成分「乳酸菌TUA4408L」を機能性関与成分とした発酵豆乳『豆乳グルト』が届出公表された。「本品には乳酸菌TUA4408Lが含まれるのでお通じを改善する機能があります」などと表示する。
㈱トリプルサン(東京都新宿区)はエラグ酸(アフリカマンゴノキ)を機能性関与成分としたサプリメント『アスカラダイジェスト』が公表。エラグ酸を機能性関与成分とした届出はこれで33社41製品になった。
「生産・製造及び品質管理に関する情報」欄には、受託製造工場の常連である㈱東洋新薬(福岡市博多区)、㈱三協(静岡県富士市)、三生医薬㈱(静岡県富士市)が顔を並べている。
東洋新薬は特定保健用食品(トクホ)の許可実績で培った研究力をベースに18のヘルスクレームと18種類の機能性関与成分による届出実績を持つ。
三協は現在、スタッフ80人による支援体制の下、届出サポート件数は300件を超えている。三生医薬㈱もさまざまな訴求ジャンルの機能性表示食品を世に送り出している。