機能性表示食品報告書の開示請求訴訟、第4回弁論開く
機能性表示食品に関する検証事業報告書の開示を求めて、消費者問題専門家の佐野真理子氏が消費者庁を相手に起こした訴訟の第4回弁論が20日、東京地裁で開かれた。原告側が準備書面と証拠書類を提出し、消費者庁の主張に対する反論を行った。消費者庁も準備書面を来年1月29日までに提出する。
情報開示を求めたのは、「機能性表示食品に係る機能性関与成分に関する検証事業」報告書。同事業では、146件の機能性表示食品について機能性関与成分の定性・定量分析の再現性を調査するとともに、17件について買上調査を実施した。