機能性表示食品の総届出件数が3,000件突破(前)
消費者庁は17日、機能性表示食品の届出21件を公表した。制度スタートから5年余りで、総届出件数は3,000件を突破した。
江崎グリコ(株)は牛丼の素『DONBURI亭牛丼』、中華丼の素『――中華丼』の2件が公表された。どちらも機能性関与成分は難消化性デキストリン。食品中の糖や脂肪が気になる人を販売対象とする。
(株)タイヨーラボのサプリメント『プレミアムカテキンα400』は、茶カテキンを配合。肥満気味で内臓脂肪が気になる人に向けて提案する。(株)アテニアのサプリメント『モイストエフェクター』は、アスタキサンチンとパイナップル由来グルコシルセラミドを機能性関与成分としている。ターゲット層は肌の乾燥が気になる人。(株)インシップのサプリメント『還元型コエンザイムQ10』は、身体的な疲労を自覚している人に向けて販売する。
(株)エルベ・プランズは、葛の花由来イソフラボンを含有する茶『葛花茶ティーバッグ』が公表された。肥満気味の人、BMIが高めの人などに適しているという。デリア食品(株)の総菜『カラダ想いメニュー ポテトサラダ』はGABAを含み、血圧が高めの人を対象とする。
小林製薬(株)のDHA・EPAを使用したサプリメント『中性脂肪ヘルプ』は、中性脂肪を減らす機能が報告されている旨を表示。えがお(株)のサプリメント『えがお DHA・EPA』も、DHA・EPAを機能性関与成分とする。年齢とともに低下する認知機能の一部である判断力の維持、血中中性脂肪を低下させる機能、高めの血圧を下げる働きなどを訴求する。
(株)エムジーファーマー(株)は、サラシア由来サラシノールを配合したサプリメント『ナップルジーアイプラス粒』が公表された。食後の血糖値の上昇を緩やかにする機能が報告されている旨を表示する。
(つづく)
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