機能性表示食品の情報開示請求訴訟、第6回弁論開く
機能性表示食品に関する報告書の情報開示を求めた訴訟の第6回弁論が23日午前、東京地裁で開かれた。消費者問題専門家の佐野真理子氏が消費者庁を相手取り、報告書に記載されている「機能性表示食品の名称」や「検査結果」などの開示を求めている。
報告書は、機能性表示食品の機能性関与成分について、定性・定量分析の再現性の検証結果をまとめたもの。消費者庁は報告書の概要を公表しているが、詳細については、企業が不当な不利益を受ける恐れがあることから非公開としている。
一方、原告側は、消費者の合理的な商品選択のために、情報の提供が必要と主張している。