消費者庁は25日、機能性表示食品の届出9件を公表した。公表済み届出件数は合計1,744件となった。

　タカノ（株）は混合茶『からだ応援サラシア茶ほうじハトムギ茶』、『――ジャスミン烏龍茶』の2件が公表された。2件ともサラシア由来サラシノールを機能性関与成分とし、食後血糖値の上昇を緩やかにする機能性が報告されている旨を表示する。

　プリセプト（株）のサプリメント『まいにち青魚』はDHA・EPAを配合し、中性脂肪を下げる機能があることが報告されている旨を訴求。（株）SHソリューションズのサプリメント『料理と一緒に食べられる高濃度DHAパウダー』もDHA・EPAを配合。数字・文字・図形・空間に関する情報の記憶をサポートする機能と、血中中性脂肪を低下させる機能があることが報告されている旨を表示する。

　大正製薬（株）のサプリメント『大正ブルーベリー　ヒトミクリア』は、ビルベリー由来アントシアニンを配合。「ピント調節機能をサポートし、目の疲労感を緩和することが報告されている」と表示する。アイリンクス（株）のサプリメント『ルテインプラチナアイ』はルテインを機能性関与成分とし、「加齢により減少する網膜の黄斑色素量を維持し、コントラスト感度を改善することが報告されている」と訴求する。

　ハウスウェルネスフーズ（株）は、クエン酸を含有するレモン果汁入り飲料『C1000　ビタミンレモン　クエン酸』が公表された。日常生活で疲労感が気になる人を対象としている。壽製菓（株）は、難消化性デキストリンを配合した茶飲料『栃の実茶』が公表された。食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇を抑える機能があることが報告されている旨を表示する。

　また、（株）ファンケルのサプリメント『血圧サポート』はバリルチロシンを配合し、血圧が高めの人に向けて提案する。