機能性表示食品の届出7件を公表
消費者庁は2日、機能性表示食品の届出7件を公表した。届出件数は合計2,751件となった。
太子食品工業(株)の30%リンゴ果汁入り飲料『続けるオリゴ』はガラクトオリゴ糖を含み、便通を改善することが報告されていると訴求。(株)オプティルのイヌリンを含有する『INZEAL INULIN』は、中性脂肪や食後の血糖値が気になる人を対象とする。
大塚食品(株)の大麦β-グルカンを含む包装米飯『大塚のごはん もち麦と玄米のごはん』は、食後血糖値の上昇が気になる人が対象。(株)ハーブ健康本舗の乾燥葛花『シボヘール葛の花茶』は葛の花由来イソフラボンを含み、BMIが高めの人、肥満気味でお腹の脂肪が気になる人やウエスト周囲径が気になる人に向けて販売する。
(株)サラダコスモは生鮮食品の『ブロッコリースルフォラファンスプラウト』と『ケールスルフォラファンスプラウト』の2件が公表された。どちらもスルフォラファングルコシノレートを機能性関与成分とし、中高年の肝臓の健康状態を示す1指標(ALT値)が気になる人が対象。機能性については機能性関与成分に関する研究レビューを実施したものの、採用文献は1報のみだった。また、1製品で摂取できる機能性関与成分量は50%としている。
静岡市農業協同組合のウンシュウミカン『JA静岡市青島みかん』はβ-クリプトキサンチンを含み、骨の健康維持に役立つことが報告されている旨を表示する。